0人が本棚に入れています
本棚に追加
遙か昔、まだ地球が青かった頃。
大地は緑色をして、色んな動植物と共存していたという。
しかし、文明が豊かになるにつれて自然は少しずつ蝕まれていった。
やがて大地は減少して水の惑星へと変わった。
気候も常に水蒸気に覆われた空に地上は常に80度の温度を保っていて生物は生きていけない環境に変わったのだ。
そのころ、人類は選ばれた者たちのみ宇宙へ逃げ生き延びていた。
もう何世代になるか分からない。
祖先が宇宙粒子の解明をして宇宙艦移住を大きく推し進めたのだ。その開発期間は1500年。昔の人は未来のために作り続けた方舟。
そして太陽系を離れ、地球から10光年先まで進んでいる。
新天地を探して。
最初のコメントを投稿しよう!