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死刑にいたる病
◇映画◇
「死刑にいたる病」
監督 白石和彌
原作 櫛木理宇
出演 阿部サダヲ
岡田健史
ミステリー、あるいはサスペンス?
両方の要素があるけど、私にとってはホラーでした。
阿部サダヲが怖すぎる!
彼が演じる榛村 はいむらは、少年少女を誘拐して拷問し、殺し、灰にする、残酷なシリアルキラーです。表向きは人のよさそうな笑顔の、優しいパン屋のおじさんだが、とんでもない殺人鬼。
彼は複数の殺人罪で警察に捕まるも、「あれだけは僕がやったんじゃない」と、ある一つの犯行を否定し、とある大学生に手紙を出して証明してくれと頼む。
といった感じで、話は進みます。
怖いながらも続きが気になって最後まで観たけど、その後3日くらい怖さが残りましたね。なんというか、心理的な怖さがあった。
拷問シーンは、わりとエグい。被害者役の子たちがまた演技が上手いもんだから余計につらい。
阿部サダヲさんの表情とか、優しげな口調とか、恐ろしいやら腹が立つやら…
完全にヤバいやつを見事に演じておられました。
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