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「暑い、暑い…」
『ジー、ジー、ジー…』
『ミ〜ン、ミ〜ン、ミ〜ン』
蝉がけたたましく鳴いている。
朝7時、暑さに耐えられずエアコンのスイッチを入れた。
『気象情報をお伝えします…
本日は全国的に酷暑となり気温は40度を超えますので、出来るだけ外出を控え、室内では適切な温度でエアコンを調整しお暮らし下さい』
テレビでは気象情報を全国の地図的絵をフリップとして説明していた。
「なんか異常だよなぁ?
この暑さまだ6月だぜ…」
記録的な暑さが続き熱中症になる人が増加し毎日病院に収容されていた。
地球は温暖化を超え沸騰化となっていると世界気象機関(WMO)の事務総長が発言していた。
それは最近、地球温暖化はスピードを増し世界的暑さの記録が更新され続けているからだ。
その根拠は新たな研究によって明らかになっていた。
要因は人間によって引き起こされる温暖化ガスの大量排出であり世界の気温は長期的には、年平均で工業発達以前に比べて1.5度以上、上昇していたからだ。
そして、こうした結果を回避するため、気候変動政策をより迅速に行うため化石燃料産業を「取り締まる」ことを求めた。
気候変動政策として地球温暖化防止、化石燃料である石油、石炭、ガスなどの燃料を削減することである。
人々は豊かな暮らしを求め経済は発展して来たが地球は酷使されていた。
地球を酷使した結果、温暖化により、気象変動が起こり猛暑だけで無く異常気象として豪雨、大量の雨量が降り続き人々を苦しめる結果となっていた。
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