永遠の想い

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永遠の想い

 「ルイ様……  この場所は危険ですから早くお逃げください」  彼の護衛の男達はルイに逃げるように促した。  「もうすぐ客人が来るから……  僕はその客人を待たねばならない」  と言い微笑むと拳銃を取りだし、 躊躇することなく護衛の男達にむけて引き金を 引いた。  パキュン、パキュン……。  部屋中に銃声が響くと同時に二人の男は、 床に倒れ動かなくなった。  トントントン……。  ドアをノックする音とともにハクが入って来た。  「ハク……来てくれたんだね。待ってたよ」  ルイが両手を広げた。    
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