転生少女のほのぼの日記

１日目

めちゃくちゃ美味しい朝ごはんだった！
パンケーキっていうのかな。
シエロさんは「これはPfannkuche(サンクーフン)って言ってな、俺のいちばんのお気に入りなんだ」って言ってた。
確かにふわふわでめっちゃ美味しかったんだよね。
前世で食べてたパンケーキより美味しいかも。
その上にいちごみたいな果実が乗っかってたの！
もうほんと、至福の時間だった。

私（外見）についてわかったことがある。
まず、私の名前はケオ。
外見は、シエロさんに水を出してもらって水に映った私を見たら、本当に美人だった！
自分でも見惚れてしまうほど美人だったんだよね。
白く艶々とした長い髪に、大きな黄色の目。
人懐っこそうな優しい眼差し。
まだ成長途中なのに、この美しさ。
大人になったらどうなるんだろう…
絃葉の時に転生ものの物語読んだことあるけど、全部美人に転生してたんだよね。
神様はそういうクセがあるのかな。
そういや、私13歳だった。
前世の死亡年齢より4歳若いね。
若いっていいねぇ。

あとちょっとこの世界のこと知れた気がする。
絃葉のときの世界のちょっと前の時代っぽい。
iPadとかスマホとか電子機器はなに一つない時代。
自然豊かで、魔法使いを重宝する。
えと、この世界には魔法使いが存在するけど数は少なく、国宝並みに重宝されるんだって。
そう考えるとシエロさんすごいよね。

そのあと、勉強したんだよ！
偉いでしょ。
今日は数に関することをやったんだけど、全部同じだったんだよ！
これで数学は大丈夫。
安心して暮らせる！
よかった。

あとは…シエロさんに「シエロって呼べ」って言われたんだった！
頑張って、明日から直そうと思います。