嗚呼ヒーローソングよ永遠に

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♪街はきらめくパッションフルーツ ウインクしてるエブリナイト ♪古いアルバムの中に 隠れて思い出がいっぱい 杏里さんが歌った、キャッ!アツイ。 いや『キャッツアイ』。 そしてH2Oの『思い出がいっぱい』。 どちらも良い歌でした、ええ。 特にキャッツアイはアニソンとして初のオリコン1位を達成、アニメを観ない人でも歌える大ヒットになり、杏里さんは一躍人気歌手に。 H2Oはどうやら何かあったらしくて、次のシングルが出たのはなぜか一年過ぎた頃で、なんとももったいなかった記憶。 長い間「しょせん漫画の歌」とある意味蔑まれて来たアニソンというジャンル。まだレコードやCDの時代には、オファーがあっても断った人も多いのだとか。 ところが、アニソンだって売れるのだ、儲かるのだと分かったら何が起こったかと言うと。 例えば明治剣客浪漫譚、るろうに剣心。 ざっくり言うと、幕末最強と言われた剣士が人斬りを封印、『逆刃刀』を手に戦うお話です。 そしてその主題歌はっ! ♪大キライだったそばかすをちょっとひとなでしてタメ息をひとつ ヘヴィー級の恋はみごとに角砂糖と一緒に溶けた ♪くちびるとくちびる 目と目と手と手 神様は何にも禁止なんてしてない  愛してる 愛してる 愛してる 『そばかす』そして『1/2』。 どちらも大ヒットになりました。 いやね、歌はいいんです歌は。 歌には何も文句はありません。むしろ好きです。 しかしあえて言おう、なんでやねーん! 『SLAM DUNK』。 こちらは言わずとしれた最も有名なバスケット漫画ですが。 こちらも主題歌はBAADの『君が好きだと叫びたい』、ZYYGの『絶対に誰も』。 エンディングが大黒摩季さんの『あなただけ見つめてる』、WANDSの『世界が終わるまでは…』 『世界が』は特に名曲です。昔はよく歌ったものですが、全然アニメの内容とは関係ありません。 あくまで代表的な例で、他にもたくさんあります。 こんなのおかしいと思っていたのは俺だけじゃないはずです。 最近はあまりアニメを、というかテレビ自体観ていないのですが、最近は良い感じになって来たみたいですね。
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