23人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
…
「2人かな?」
「いや、ひと…」
「そうです」
流れて来た宇宙船に押し込まれた。
「…え⁈」
私と糸川くんを乗せて宇宙船は戦いの場に流れて行く。
「ごめん」
と言ったのは糸川くんだ。
「は?」
「終わった後、いつも笑ってるから良いんだと思ってた」
「…えっと、何が?」
「隣に乗って初めて気付いた。悔しそうな顔してランク見てる事」
「…いや、別に」
「悔しくない訳ないよな…ごめん、今まで気付かなくて」
「…」
どうしよう、泣きそう。
「ボサっとすんな。構えろ‼︎」
「は、はいッ」
最初のコメントを投稿しよう!