280人が本棚に入れています
本棚に追加
「それが真子の答えってとらえていい?」
「え?」
「真子、お前には責任がある」
「……責任?」
「バスケ一筋だった俺に、恋を教えた責任。だから、真子の残りの人生で責任とって?」
「っ」
「……仕方ないな。返事は今しなくていいよ。ただ、早めにお願い。でないと困るのは真子だから」
「わ、私?」
小さく
笑みをこぼしながら
私の耳元で
ある言葉を囁いた京輔くん。
"俺、子供は最低2人以上って決めてるから"
そんな
言葉を聞いた瞬間
ボッと火がついたように
私の顔はみるみるうちに赤くなる。
.
最初のコメントを投稿しよう!