ありがとう

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ありがとう

いつぞやの 空の蒼さを思いだす 鳥の声 読経に(あい)の手 いれていた 今ここに 遺る家族の全員が 多分 皆 同じ言葉を浮かべてる いつの日か ひとりひとりと いなくなる いつの日か ひとつひとつと失って その時に 伝え忘れが無いように 常日頃 浮かべばすぐに 口にしよう 思えども 日々に追われて 忘れがち だからこそ 今こそ 届け! ありがとう
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