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46・初めてをあなたに⑤☆
「……っぁ、あ……っあぁ……ふぁ……っ、ぁん……っ」
オズウェルが二本の指でヴィエラの中をかき回し、蜜が混ぜられてぐちゅぐちゅとみだらな音を立てる。
その度に甘やかな波が押し寄せるようで、ヴィエラは高い嬌声を止めることが出来ない。
「もう一本……」
オズウェルが三本目の指を差し入れる。
初めのうちに感じていた異物感は、いつしか感じなくなっていた。
ただ、気持ちいい。
中を擦るオズウェルの指が。
オズウェルの熱っぽい視線が。
彼が自分を見て、情欲に瞳を揺らすのが。
快感の芽がヴィエラの心の奥に膨らんで、もっともっとと求め始める。
(もっと、欲しい……)
そう思うのは、いけないことなのだろうか。
メーベルでもルーンセルンでも、女性から男性を求めることははしたない、恥ずかしいことなのだとヴィエラは教えられてきた。
だが……。
「ふ、ぁぁあ――……っ」
オズウェルが何度もヴィエラの中を擦り、同時に硬く突き出した乳首を指で押しつぶすようにして愛撫してくるから、考えも何もかも吹き飛んでいく。
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