44・初めてをあなたに③☆

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「私だって、あなたがほしいわ……、オズウェル」    勇気を振り絞ってヴィエラが伝えたその瞬間、オズウェルはヴィエラの胸の谷間に顔を埋めた。 「きゃ……ぁ……っ!」 「あまり可愛いことを言ってくれるな。……歯止めが聞かなくなる」  胸元で喋らないで欲しい。オズウェルの熱い吐息がかかってくすぐったい。  それどころか膨らみを縁取るように舐めてくるから、ヴィエラはたまらなくなる。 「は、ぅ……っ……ん……っ!」  このままだと、また妙な声を上げてしまいそうだ。  ヴィエラは声を出さないように、指を食んでオズウェルからの刺激を耐えようとした。 「……声を我慢するな。もっと、感じているお前の声を聞かせろ」  だが、すぐにオズウェルはヴィエラの様子に気づいて顔を上げる。  口を押さえていたヴィエラの手を掴んで、口元から引き離した。 「オズウェル……っ、ひ……ぁあっ!」  その状態で乳輪ごと口に含められれば、もうヴィエラはひとたまりもない。  気づけばオズウェルに片腕を押さえつけられていて、ヴィエラは思うように動けなかった。
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