46・初めてをあなたに⑤☆

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 再び達してしまい、ヴィエラはくたりと力なく腕を投げ出してしまった。 「ぁ……オズ、ウェル……」  ヴィエラはとろりとした瞳でオズウェルを見上げる。  オズウェルはヴィエラの視線を受けて、一瞬息を飲んだようだった。 「お前は……。そんな目で見られると、もっとめちゃくちゃにしたくなる」  ヴィエラの中から引き抜いた指をペロリと舐めながら、オズウェルは呟くように言う。  達したばかりのせいで体も意識もふわふわとしてしまって、ヴィエラはオズウェルの言葉の意味を深く考えることが出来ない。  足の間にオズウェルが体を割り込ませてきて、ヴィエラはようやくはっとした。 「……っひ……!」  ヴィエラの小さな花びらに、熱の塊が当たっている。  いつの間にトラウザーズを脱いでいたのだろう。ぼんやりしていたせいか、ヴィエラはまったく気づかなかった。  直に触れるオズウェルの欲望の硬さと熱さに、ヴィエラはビクリとしてしまう。 「……指だけでは我慢できない。早くお前を私だけのものにさせてくれ」 「あ……や……っ!」  怖い。
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