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再び達してしまい、ヴィエラはくたりと力なく腕を投げ出してしまった。
「ぁ……オズ、ウェル……」
ヴィエラはとろりとした瞳でオズウェルを見上げる。
オズウェルはヴィエラの視線を受けて、一瞬息を飲んだようだった。
「お前は……。そんな目で見られると、もっとめちゃくちゃにしたくなる」
ヴィエラの中から引き抜いた指をペロリと舐めながら、オズウェルは呟くように言う。
達したばかりのせいで体も意識もふわふわとしてしまって、ヴィエラはオズウェルの言葉の意味を深く考えることが出来ない。
足の間にオズウェルが体を割り込ませてきて、ヴィエラはようやくはっとした。
「……っひ……!」
ヴィエラの小さな花びらに、熱の塊が当たっている。
いつの間にトラウザーズを脱いでいたのだろう。ぼんやりしていたせいか、ヴィエラはまったく気づかなかった。
直に触れるオズウェルの欲望の硬さと熱さに、ヴィエラはビクリとしてしまう。
「……指だけでは我慢できない。早くお前を私だけのものにさせてくれ」
「あ……や……っ!」
怖い。
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