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ヴィエラの中を押し広げながら熱杭が奥へ奥へと進んできて、やがて最奥へとたどり着いた。
根元まで、すべてがヴィエラの中へ収まる。
「ふ……ぅ……っ、オズウェル……っ」
中を圧迫されてなんだか息苦しい。
男の人のものは、こんなにも大きいのだろうか。
ヴィエラはぎゅっと、胸の前で自身の手を握り合わせた。
オズウェルは、繋がった部分からつうと垂れた破瓜の印を指で掬う。
「ヴィエラ……。私と繋がっているのが分かるか」
「ぁ……っ、ぁあ……っ」
オズウェルが軽く腰を揺すり、恥丘をそっと撫であげてくる。
それだけで、まるで電流でも走ったような刺激が体中にまわり、ヴィエラはまともに喋ることも出来ない。口から出るのは甘い嬌声だけ。
その代わりに、こくこくとオズウェルの言葉に頷いた。
「お前のここは……私だけのものだ。ここだけでなく……お前のすべては私のもの」
「……っ」
なんて傲慢な言葉なのだろう。
だけれど、ヴィエラは反論できない。
それほどまでに、オズウェルには支配する言葉が似合う。
「その代わり、私のすべてはお前のものだ」
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