PROLOGUE

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PROLOGUE

 走り続けたって、追いつかない。  焦っても、何も変わらない。  それでも、走り続けるしかなくて―――。  今日も走り続ける。  この足が動かなくなるまでは…。  痛みなんて感じないくらいの、清々しい風が今日も吹いてくる。
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