夕暮れの街で、君と。

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「…真那、なんで黙っちゃうの?」  心配そうな和樹の声。 「すぐ朝飯作るから、そんなにすねないでよ」  すねてるワケでは…と言おうとしたが、和樹は私の頬にキスするとヤベーメシタカナキャとつぶやきながら急ぎベッドから出ていった。  思わず笑みがこぼれる。   …私も幸せですよ。君がそばにいてくれるから。  夢の中のあの子に、私は語りかける。  (終)
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