コンティニュー

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【コンティニュー受付】 俺の目に飛び込んできた文字。 俺はその文字の意味が全く分からなかった。 既に数人並んでいて、喜んで去っていく人、複雑な表情で去っていく人など、その表情は様々だった。 「あの……ここは何をするところ……」 「あぁ、詳しくは担当の者から説明がありますので。」 もう、何度も同じことを聞かれてうんざりしていると言った様子の男は、俺を列の最後尾に並ばせると、足早に去って行った。 「なんだよ、アイツ……。」 まるで役所の塩対応だ。 何処の街だと掲示物を探すも、そういった類の物は何一つ貼られていない。 と言うよりも、壁も柱も、真っ白。 本当に、こんな役所は見たことが無かった。 「はい、次の方どうぞ~」 初老の係が、窓口で俺のことを呼ぶ。 「俺?」 「はい、あなたです。こちらに座っていただけますか?」 俺は、訳も分からないまま、椅子に座った。
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