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モンスターなどが、当たり前のように
現れる世界なのだから。
『それでも、行きますか?』
女神、アステカの確認に佑樹は頷く。
『分かりました。それでは、貴方を異世界に送る際にスキルを与えます。そのため、スキルを選んでください』
アステカがそう言うと、目の前にボードが
浮かび上がる。
ボードには、色々なスキルの名前が
記されていた。
【魔力強化】や【テイム】、
【剣術向上】や【防御力強化】
そして、【デバフ特化】
これ以外にも、スキルはあったが、
目を付けているのはこのスキル達だ。
「テイムにするか、デバフ特化にするか……」
テイムとは、魔物を仲間にしたりする事が出来る事を刺す。
デバフ特化は、相手に不利益な能力を
与え、勝率をアップさせる事が出来るというもの。
『ゆっくりと、決められて構わないですよ』
アステカの優しい声掛けが耳に入り、
その瞬間、どれにするかを決断した。
「いえ、大丈夫です。もう決めました」
佑樹が選んだスキル。
それは──────。
「【デバフ特化】でお願いします」
『【デバフ特化】ですね。分かりました』
【デバフ特化】
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