休憩したい

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休憩したい

「キョウマお兄ちゃん。ワタシ、疲れた〜!!」 ナナミちゃんが言う。 「………あと、少しだ。我慢してくれ」 キョウマがつぶやく。 「や〜だ〜!!疲れた!!!!」 はぁ( ´Д`)=3 キョウマは、ため息をこぼす。 「おチビちゃん。もう少し頑張ってくれ」 キョウマが言うと、ナオと、ヨウコ先生が、キョウマを説得する。 「キョウマ君?私達、この3日間、疲弊してるんだよ?サイクロプスとワーム達で、もう、疲れたわ」 「そうね~。何処かで休憩しましょうよ~?」 俺たちは、疲弊している。 俺も、キョウマに頼む。 「キョウマ。俺たちには、休息が必要だ。見ろよ。もう、歩き疲れているんだ。どこかで、休息しよう」 俺の意見、頼み事に断れない、キョウマは、うむ、と考え、発言した。 「………ここは、町の真ん中辺りだ。だが、15人、休憩出来る建物あるかな?空き家は、駄目だな。今は、ワーム達が、サイクロプスと戦っているが、はぐれワームもいると思う。かといって、ビルに入れば、囲まれた時、逃げられない。さて、どうするか……」 キョウマが、考えている。 キョウマには、悪いが、その頭脳に頼る。 ミサトさんが、提案する。 「ねぇ?この先、温泉施設があるんだけど、そこならどうかな?」 キョウマは、ミサトさんを見て、答える。 「うむ?温泉施設?なんだそれは?」 知らないらしい。 「………キョウマ。もう少し、この町に興味持てよ?」 「いや、興味無かったから。しかし、温泉か。聞くが、そこは、源泉かい?それとも、人工か?」 何人かの生徒が、答えた。 「そこは、源泉だよー!!」 「お前、本当に知らないのか?有名だぞ?」 キョウマは、みなの意見を聞き、答えた。 「そこにしよう。そこなら、大丈夫だ。みなの話しを聞き、仮説が正しいなら、ワーム達はいないだろう」 仮説? みな、キョウマの意見に、はてなマークが出た。 「ほら、行こう」
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