人生という名の山を私は登る

19/21
前へ
/21ページ
次へ
「初美‼︎」 有り得ない声に振り返る。 「「何で⁈」」 「何で泣いてんだよ?」 「何でここにいるの?」 ワイシャツに革靴で汗まみれの北斗が私を抱きしめる。 「初美、お願い…俺と付き合ってよ」 抱きしめ返した腕を解く事ができないまま、それでも私は首を横に振る。 「無理だよ」 「何で…」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加