人生という名の山を私は登る

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私の為に革靴で山道を駆け上がって来てくれた。 こんな人、他にいない… この世界にたった一人、北斗しかいない。 私の未来を照らしてくれる光。 もう二度と、離れたくない。 「私もだよ…私も北斗の事を愛してる」 富士山には一生登れそうにないけれど… 高尾山には登れた。 ホノルルマラソンは一生走れそうにないけれど… この先の人生を、北斗と一緒に歩んで行ける。 高く突き上げられた北斗の右拳に、笑い声が出た。 END
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