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今後やってみたい、連載もの
今現在、ぼんやりと頭の中にある連載ものの構想。連載、とはいいつつも、精々20000字程度の中編止まりになるかもですが。加えてとても物語の起承転結を考えるのが苦手なので、いつ始められるかも全く未定。今はただそれでも書きたい気持ちはあります。
物騒と恋が絡み合う、花より○子男女逆転ストーリー
タイトルは未定
幼い頃に母親を亡くし、冴えない父親と二人暮らしの高校生、非道零。家事も禄にできない父、零翔に代わり、人相も口も悪く、朝も弱くて寝起きも悪い零翔を起こすことから一日をスタートさせ、忙しい学業の合間をぬって料理洗濯掃除買物をひとりでこなしながら暮らす日々。
冒頭も少し↓
起床時間は、朝の五時。最初の方こそ、目覚まし時計の力を借りていた。
継続は力なりとはよくいったもので、母親が亡くなって十年、今年で十七歳となった今では、目覚まし時計の力を借りずとも、自然と起きることができるようになった。
これから、早起きよりも更に大変なことが山積みなのだ。
トイレ、洗面所での自らの身支度は程々に、学校に着ていく制服はスボンとワイシャツのみ着用。締めていくネクタイと羽織っていくブレザーはまだ、リビングの方のハンガーへとかけておく。続いて、朝ご飯の準備。生前母親が残してくれたレシピノート。その通りの分量や調理手順をきちんと守り、味噌汁、ご飯、焼魚、サラダなどなど、次々に調理していく。ちなみにご飯は毎朝に炊き、炊きたてを準備する。料理は常にできたて。それしか、食べない。それと、コーヒー。インスタントのものではあるが、インスタントはインスタントでも、カップに取りつけてお湯を注ぐドリップのしか飲まないのだ。
そこまで作業を終えたところで、二階の寝室へとむかった。
料理洗濯掃除買物。そんなどんな家事よりもずっと面倒で大変な、毎朝のルーティンへと取りかかる。
「おい、とっとと起きろや親父」
相変わらず高鼾のみで、反応なし。既に四十を過ぎいい歳をした中年の男が、未だ朝もひとりで起きられないとは。もはや毎日のことではあるが、おもわず舌打ちがもれた。腹が立って、一度寝室を出、台所からフライパンをひとつ持ち出して、再び寝室へと戻った。それから両手でフライパンの取っ手を持ち、勢いをつけて、未だ布団にもぐり、頭の天辺のみを晒している人物にむかい、振り下ろした。途端、布団の隙間から伸びた手が、力任せに振り下ろされたフライパンをやすやすと受けとめた。
物騒✕恋愛もの。と言いつつ、まだ女の子の方のキャラクター設定は考え中。花より○子の男女逆バージョンも、書いてみたいものの一つ。やはりエブリスタでやっていくなら、一本くらい恋愛ものがあってもいいのかな、と。
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