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青崎有吾
とにかくこの方の、裏染天馬シリーズのファン。とはいっても本格的に読み始めたのは図書館の殺人からで、その前の体育館、水族館、五十円玉、の三作は全て紙の本ではなく、オーディブル(Audible)という耳で聞く本のアプリにて視聴し、それがきっかけで、図書館のみ単行本で読んだという経緯でした。
このシリーズで特に良いと感じたのは、物語後半で展開される、このシリーズの探偵役である彼の、論理的に導き出される推理の数々。特に体育館の殺人、前半の方で語られる、一本の黒い傘から論理立てて真相を導き出されていく場面はとにかく惹き込まれました。
次に読んだのが、作者が、彼女、という百合をテーマにしたアンソロジーに収録された、恋澤姉妹、という短編。(後に短編集、11文字の檻にも掲載)これもまた紙の本ではなく、シリーズと同じくオーディブル経由で物語を聞き、ぜひ姉妹の続編をまた読みたい、と思いました。
好きになったのは、とにかく姉妹がとにかく最強なところ。姉妹が最強になった経緯や、ラストでの殺し屋対姉妹の戦闘シーンにも始終痺れていました。
そして今は、冒頭でもお話したシリーズ新作の続報を待ちつつ、青崎さんが原作を努めている漫画、ガス灯野良犬探偵団を楽しく読ませて頂いております。
好きなキャラクターは野良犬探偵団のひとりである武闘派のジエン君と、ホームズの相棒でお馴染みのワトソンです。とはいえ漫画は単行本のみを追いかける派なので、ワトソンは登場して、まだまだ間もないのですが。
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