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伊坂幸太郎
この作家さん抜きでは、今の作者は語れない。小説を読むきっかけとなった、もう作者の中ではレジェンド的存在です。
ハマったきっかけは、文庫版のオーファーザー!でした。後に映画も鑑賞し、面白かったです。
洒落た会話と散りばめられた伏線が回収されたその瞬間瞬間がとにかく爽快で、物語の面白さとはこういうことか! と、自分の中で確定した瞬間でした。
ここで、作者的伊坂作品のベスト3。
1位 AX
2位 ガソリン生活
3位 陽気なギャングは三つ数えろ
1位はもう、伊坂ファンの方々にはお馴染み、殺し屋シリーズ。言わずと知れた主人公のキャラクターの設定にやられました。殺し屋✕○○○だなんて。
2位は、車が主人公の長編作品。これを読み終わった時、皆が自分の車に愛着が湧いてくるかと。ちなみに作者は自分の車を所有しておりません。ちなみに一番好きなのは末っ子の彼。子どもだけど子どもらしくないところが。
そして最後の幸福感に満ちたラストも良かった。
3位もまた、伊坂ファンの方々にはお馴染みのシリーズもの。とある四人の銀行強盗が皆で会話劇を繰り広げつつ、てんやわんやする物語。その、シリーズ3作目。
その銀行強盗のうちの一人である彼が口を開くと、もうニヤニヤが止まらなくなります。とにかく迷言が多い。(個人的感想)
以上三作品に共通している事は、先ほど書いた通り、会話の楽しさと伏線回収が特に際立っている事。
新作も楽しみですね。
そして余談ですが、AXの続編として、本当は描かれる予定だったらしいDrive。続き、読みたかったです。
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