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「料理名は分かんないけど、どれも美味しそう。君はどんな料理も出来るんだね」
「まあ、学生の時レストランでバイトしてましたからね。でも今はネットで探せば大抵の料理のレシピは転がってますよ」
…それを見て完璧に作れる君がすごいんだよ、と思う。
「ほら、先生、早く着替えて手を洗ってきて」
「う、うん」
テーブルに着くと、彼が取り皿を渡してくれる。
「お腹すいたでしょう?いっぱい食べてね!」
「ありがとう…」
彼が心を込めて作ってくれた美味しい料理を食べながらぼくは思う。
…幸せって、こういうコトなんだな。
(終)
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