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「あの、僕、五年前まで研究所にいて……だから子供っぽいし読み書きできないしじょーしきとか分からないけど」
「う、うん……?」
いきなりどうした? 隙自語か? って思ってると、ポチは上着のポケットからスマホを取り出すと、どや顔で印籠のように見せてきた。
「だけど! y〇utubeで人間社会のこと、いっぱい勉強してるから大丈夫です!」
『ゆっくり真〇沙だぜ。ゆっくり〇夢よ。今日はAI拓也について紹介していくんだぜー! ゆっくりしていってね!』
「あっダメなやつだこれ」
私は遠い目をした。
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