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🦇新しい日(朝)🦇
っ!?に…ここ、どこなの?
ベッドの上に横向きで寝ていて
起き上がると、メイド服を着てることに気づいた!
なにこれ!?
あの世のメイドさんになっちゃうなんて…
あ、姿見がある…
わあ…ホントにメイドさんだ
この姿は、少し恥ずかしいかも…//
鏡の中のドアが開いて、振り向くと
そこには、男性が立っていた!
紳士
ヴァンピルス=デモニック
「おお…目が覚めたようだな
私は、ヴァンピルス=デモニック。
この湖畔の館に住まう者だ。」
え…湖畔の館に住むって言った?
アタシ
真城 山奈
「えっとぉ…ヴァンピルスさん
ここは、あの世で…アナタは死神様では…?」
小さく、ため息をつかれてしまった…
紳士
ヴァンピルス=デモニック
「何を言い出すかと思えば…
君は生きている、亡くなってなど無い。」
…!
アタシ
真城 山奈
「い、生きてる…アタシが…!?」
ヴァンピルスさんは
微笑みながら、小さくうなずいた!
紳士
ヴァンピルス=デモニック
「言っただろう、その命…
捨てるのならば私のために使え、と。」
言われてみれば、おぼろげに覚えてる…
そっか、アタシ…生きてるんだ…//
ホッとしたと同時に、涙が溢れてきて
アタシはヴァンピルス様に抱きついていた!
アタシ
真城 山奈
「アタシほんとは、こわかったんです…
ほんとは…シにたくなかった…
だから、だから
ありがとうございますぅぅうう!
うわぁあああんっ!」
抱き返してくれて、安心感に包まれる//
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