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翼は、自分の言った言葉にハッとして
「すみません。なんか訳のわからないこと言ってしまって…。変ですよね? ツナギの彼女なんて」
「翼は相変わらず、面白いこと言うな。じぁ、バイクの後の席は翼専用にしようかな。これならまた乗ってくれるんだな?」
輝も、いつものつばさトークだと思い、気軽に答えてしまい、真剣な思いだとは捉えていなかった。
「ホントですか? バイクの後の限定でも嬉しいです。よろしくお願いします」
二人とも、あやふやな会話で、何処か腑に落ちないと思いながらも、二人の関係がぃままで通りだと、確認が出来たことに安心した。
翼は、今までのように、輝のバイクの後に、しがみついていられることだけで嬉しかった。
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