【BL】続・試してみましょう

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森川の頭を洗ってから、壁に手をつかせて立たせた。 首から肩、背中を洗って。胸は後ろから手を滑らせて泡まみれにしてやった。 太ももの裏から膝の下、脛まで。足の裏は、立ったままだと危ないから後から洗うことにした。 森川が苦手な尻。それに、陰茎と陰嚢。 「……穂積先輩…。」 俺も体は泡まみれだ。森川の陰茎を洗いながら、その背中に自分の胸と腹をつけた。 「嫌?」 「…えっと。」 森川の陰茎は膨張してきていて。 「……このまま抜くか?」 俺のも、同時にそうなっていることは、森川も尾骶骨で感じている。 「…あの。」 真っ赤になっている森川の耳に舌を這わせた。 「ん?」 「穂積先輩のも。俺…。その。えっと……。」 俺の陰茎に森川が手を伸ばした。俺より少しだけ指が細くて。その指に俺のなんか握らせていいのか戸惑う。 「いいよ、俺のは。」 「1回くらい試してみてはいかがでしょう。」 「は?」 「俺のやり方、穂積先輩にも気持ちいいか。1回はお試ししてみては……。」 「あ、だけどさ。」 俺の陰茎に森川の指が触れる。 「知ってます。」 森川がその手で俺の陰茎を握った。 「穂積先輩は、俺の抜いた後、お風呂で抜いてます。さっきも、1人で抜いてましたよね。」 バレてた…。 「寂しいです。俺だって、穂積先輩のこと触りたいです。一緒に気持ちよくなりたいです。だから、ちょっとくらい試してください。」 森川が、俺の陰茎を擦り始める。 このまま、任せてしまっていいのか。森川に…。 「森川。こっち向け。試すなら、違うやり方にしよう。」 「え。」 「俺は、お前とちゃんと向き合いたい。」 森川が壁に背を向けて俺の方を向いて俺を見上げる。
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