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物理攻撃を受けないってことは、扉に思いっきり突進すれば攻撃とみなしてすり抜けられるんじゃね。
ということで透明化スキル発動!
自分では透明化しているのかわからないが、通り過ぎる使用人達が挨拶をしてこないから多分大丈夫だ。
王子の部屋、侵入!
部屋は暗かった。
机は物であふれてるし、何かの書類が床に散らばっている。
こいつ片付けもできないのかよ。
んで、その本人はー、、、
ベッドの布団の中だ。
モゾモゾしてる。
うん、やってんな。
しばらく観察していたが、苦しそうな息をあげる音が聞こえてくるだけだ。
発情スキル連打してみようかな。
ダダダダダダダ
「ああーーーっ…」
あ、効いてる。
可哀想だけど、面白いからダメ押しで
ダダダダダダダ
バサッと布団を捲った王子は真っ赤な汗だくの顔を見せた。
服ははだけ、下はずり下げてお尻だけが見えている状態だ。
俺は、正直興奮はしてる。
こいつは嫌いだが。
「あーっ!あーっ…はぁはぁふ…っっ」
さっきからうるさく何度も達してるはずだが、イき足りないようだ。
俺が何度も発情スキル押したからかな。
涙流して口からは涎、鼻水も出て顔ぐっしゃぐしゃ。
髪もボサボサだし…。
こんな情けないところを人に見られるって最悪だよね!
部屋の鍵を静かに解錠してから、外に戻って一旦透明化を解く。
コンコンコンッ
扉を叩く。
部屋の中の音はピタッと止んだ。
居留守してもわかるって。
コンコンコンッ
「王子ー、話あるから開けてー」
コンコンコンッ
「おーーい、いないのかー、開けるぞ」
ガチャッ
「なっ…!やめろ!見るな!」
残念、時すでに遅し☆
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