かわいいショタっ子

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かわいいショタっ子

「はじめましてっ、ソウと申します!今日から修さまのお世話係に任命されました。よろしくおねがいします!」 歳は11とかかな?もっと上か? あどけない笑顔が可愛いショタっ子が来てくれた。 「よろしくね〜、ソウ」 とりあえずニコニコしておく。 「お世話係って、どんなことしてくれるの?」 この世界の常識がまだわからないので聞いてみる。下の世話とかもこみなんかな? おい、ショタコンとか言うな。 「ん〜、基本的には身の回りこと…たとえばお食事をお持ちしたり、湯浴みをお手伝いしたり、お着替えをしたり…ですかね!」 へぇ〜。 その内容なら、俺より君のがお世話必要に見えるけど。 「あっ、でも!修さまがお望みのことでしたら、最善は尽くしますっ」 両手をぎゅっと握って拳をつくってニコニコ笑顔で言ってくれた。 かわいいなぁ。 「そっか、了解。 じゃ早速ご飯食べたいな」 「お部屋で食べますか?」 「うん」 少し待っててくださいっ、と言って小走りで部屋から出て行ったソウ。 しばらくして俺のご飯を持ってきてくれた。 「おまたせしましたっ、こちらのテーブルでどうぞ!」 こぼさず持ってこれたか、えらいえらい。 「ありがとう」 なでなでしてみると、いいお家の猫の毛並みのように触り心地がよかった。 ソウもえへえへとはにかんでいる。
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