ろく

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「わかってる、くせにっ、、、!なんでそんな、意地悪なことっ、、、」 流石に言えない!隠語で言うのすら無理だ。 ひとり、ううっ、と恥ずかしがるあたしを随分と楽しそうに見つめながら深月くんが口を開く 「だって、俺のせいで困ってる雪乃ちゃんって最高に可愛いから、つい、ね?」 ごめんね?そう言いながらちゅっ、と優しくキスをされる。続けて 「なら、俺の言う通りにできる?雪乃ちゃん主体だと俺何するかわかんないからさ。」 そう言って爽やかな笑顔で微笑むと、あたしの手を取り、そっと深月くんのそれへと触れさせられる。 硬く主張するそれに、ピクッと体が一瞬反応する。けど 「っ、み、つきくんの言う通りって、、、?」 先ほど深月くんに言われた言葉の意味がいまいち理解できていなかったため、そう聞き返した。 何だか良く分からないが、あたしって下手だと思われてる?確かにそんなに自信はないけど、そこまで無知ってほどでも無いんだけどな?なんて思いながらも、深月くんの返答をジッと待つ。 「ん?そのままの意味だけど。例えば、、、ここの裏のところ、舐めて?とか。」 「えっ、、、!あ、そうゆう、、、?」 「うん、だめ?」 「だめ、、、じゃない、けど、、、。上手くできないかもよ?」 と、正直深月くんの指示通りに出来る自信はないので、少し俯き加減で目線だけは深月くんに向けて言葉を発した。それに 「いいよ。俺のために頑張ってくれる雪乃ちゃんがみたいから。」と、目を優しく細めながらあたしの髪を優しくとかすから 「っ、な、なら、いいけど、、。」 と、了承の言葉を伝えた。
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