はち

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「ごめんね、雪乃ちゃん。俺って本当はかなり独占欲強めなんだよね。」 そう言いながら先ほど噛んだあたしの首筋に舌を這わせるとその場所にちゅうっ、と吸い付く。 そのまま少しだけ浮かせて、 「だからさ、バイト先の彼のことも本当なら話もして欲しくないのに、雪乃ちゃんったら2人でご飯なんて行っちゃってさ?」 すると今度は深月くんの手があたしの服の中に侵入してきてあたしの胸元辺りを柔やわと刺激する 「せっかく我慢してあげてたのに、好きにしていいなんて、雪乃ちゃんって本当にお仕置きされるのが好きだね?」 かと思えば、ギュッと、硬くなった頂を強く刺激され思わず「っんぁ、、、っ、」と声が出てしまう。 「ふっ、そうだよね?雪乃ちゃんは優しくされるよりも、ちょっと乱暴にされるくらいの方が本当は好きだもんね?」 と、あたしの反応を読み取り、優しく微笑みかけてくる。 なのに、その微笑みを間違っても本当の優しさから笑っているとは到底思えなかった。
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