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これはきっと、あたしと力のことに嫉妬していた感情をせっかく深月くんが抑えてくれていたのに、あたしが好きにしていいよなんて言ったもんだから、こうしてあたしへとぶつけてきてくれているのだろうと思った。だから
「っ、あの、深月くん。お仕置き、してもいいから、最後はちゃんと好きって言って?」
その衝動が、あたしのことが好きだからこそ生まれてくるものなのであれば、あたしはそれを受け入れることができる。
嫉妬してもらえることも正直かなり嬉しいし。
それに、深月くんの言う通り、あたしは優しくされるよりもちょっとくらい酷く扱ってくれた方が結局は好きなのだ。
それがバレてしまっているのはとても恥ずかしいことだけど、でもそんなあたしを深月くんは好きだと言ってくれているんだから、それでいいじゃないか。
そんなあたしの言葉に、あたしを刺激する手を止めていた深月くんだったのだけれど
「…、本当、雪乃ちゃんって最高だよね。なら、お望み通りにしてあげるから、一緒に気持ちよくなろうね?」
そう言ってあたしの瞳を見据え、今度こそ優しく微笑んだ。
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