はち

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ずっと焦らされ続けた体が急激な快感に耐えきれなくて、足も腰も震えるのに、迫り上がってくる快感の波にギュッと体へと力が入って、直ぐに甘い痺れが全身を駆け巡った。 それに合わせて、少しだけ体の力を抜いて唇を離した。 のに、深月くんの動きが止まることはなくて 「っ、あ、っ、、も、、イッ、たからっ、、ぅあっ、、」 と、今もなお続く激しい刺激に体が悲鳴をあげそうになる。 そんなあたしに対して少しだけ動きを緩めると 「ん、、大丈夫。…今度は、、俺と一緒にイこっか?」 なんて、吐息混じりにあたしへと囁くと、器用に体制を元へと戻して、再度激しく腰を打ちつけてくる。 もう気持ち良すぎてわけがわからなくなって、あたしはただ深月くんにされるがまま、声にならない声が口から溢れるのに、酸素さえ上手に吸い込めない。
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