いち

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「ごめんね雪乃ちゃん、これからが本番」 そう言って、先ほどまでの行為で力の抜けたあたしの片脚をグッ、と持ち上げるとそのまま硬くて太い深月くんのそれが壁を破って侵入してくる 「えっ、まって、まだいったばかっ、、、んあっ」 「…っ、ほら見て、全部入ったよ」 わかる?雪乃ちゃんのここに、俺のが入ってるの そう言ってトントンと、お臍の下あたりを軽く叩いてみせる 瞬間顔にカァッと熱が集まるのを感じた 「や、やだっ、」 「ははっ、でも雪乃ちゃんのここはぎゅうぎゅう俺のを締め付けてくるよ?本当はこうゆうの、好きでしょ?」 「っっ、」 もういろいろとキャパオーバーで言葉にすらならない え、何このプレイ、やばすぎる、今日があたしの命日かもしれない。と、そんな馬鹿なことを本気で思った それからのことはあまりの快楽に記憶も断片的で、まるで脳に白いモヤがかかったような感覚だった 飛びそうになる意識を時折、深月くんがあたしの身体に噛み付いて繋ぎ止めてくれる 「ここ、きもちいね?」 そう言いながら、グリグリとあたしの1番奥を押し潰すように擦り付けられ快感の波が次から次へと押し寄せる まるで子供をあやすように紡がれる言葉は行為とは真逆すぎて、そのギャップに脳がバグを起こしそうだ 「んっ、あっあっ、、、き、もちぃ」 あたしはまるで壊れたロボットのように深月くんから与えられる快楽をただただ受け入れるしか無かった。
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