落ちて、恋

さん

「だめだよ、じゃないとずっとこのまま終わらないよ？」

「っ、、ぅぅ、っはぁ、ちゅ、、はっ、ちゅぷ」

そんなことを言われたら、もうするしかない

苦しくて、恥ずかしくて、でもきもちよくて、同時に沢山の感情が押し寄せ涙がぽろぽろとこぼれ落ちる

あたしをジッと見下ろす深月くんの目を泣きながら見据えた

「はっ、えろ」

そう溢すと、あたしの口から指を引き抜き深月くんの動きが一層激しくなる

「っぅあ、ふっ、あっ、あっ、っ」

「っ、きもちいね？」

また激しい快感の波に襲われ、身体の奥からゾクゾクと何かが迫り上がってくる、それに耐えるように身体に力が入る

「っ、みつ、き、くんっ、ぎゅ、っしてっ、、、っ」

堪らず、そう懇願すれば

「っ、それは、反則」

どこか余裕なさげな声が、深月くんの限界もまた近いことを教えてくれる

あたしのお願いを聞き入れ、ぎゅっと抱きしめながら最奥を突き上げる

「っっ、ああっ、もっ、っ」

瞬間ビリビリとした甘い痺れが全身を伝い、それと同時に身体の力が抜けてゆく

あたしはそのまま意識を手放した