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「っあ、、も、、、やぁっ、、、!」 もう何度目かも分からない絶頂を迎え、腰がガクガクと震える、そんなあたしの状態を知っていながら 「あれ、またイっちゃった?」 "ここ、好きだもんね" ぐったり、力の入らないあたしを見据え、最奥の1番敏感な部分を執拗に刺激しながら、最後はわざと息がかかるようにそう耳元で囁かれる。 両腕は深月くんによってベッドへと縫い付けられ抵抗する術を失っていた。 口さえも抑えることは許されず、あられもない声が次から次へと出てくる もう、許してほしい。 はやくこの終わりの見えない快楽から解放して欲しくてポロポロと涙を流しながらもう無理だと、やめて欲しいと声にならない声で懇願する。けど 「っ、はぁ、、、泣いてる雪乃ちゃんの顔、可愛すぎてもっと泣かせたくなっちゃうから困るね?」 そんな、疑問系で言われても、こっちが困る。 「っ、ああっ、、、うう、っ、、ふっ、ぁっ、、 、ぃっ、、(また、、イっちゃう、、)」 「っは、、、またイクの?」 あたしの様子を察してから深月くんの腰を打ちつけるスピードが更に早くなる 「っあ、っあ、、、っも、、、ゆる、、し、、、っっ、」 「、、なら、一緒にイこっか」 あたしにぴたり身体を密着させ、ラストスパートをかけるようにあたしの中を深月くんのそれが容赦なく攻め立てる。 それに伴い激しいキスをされ、ただでさえ息も絶え絶えなのに、酸素がうまく吸えなくてだんだんと霞んでくる視界に、あたしの身体が限界が近いことを知らせる。 しかし、深月くんから与えられる刺激は止まってはくれない。 「んっ、!!、、、、っ、ふ、、、っぁ、」 さっきイったばかりだというのに、またジワジワと甘い痺れが身体の中をどんどんと迫り上がっていく感覚がしてそれが徐々に大きな快感へと繋がっていく。瞬間、パチンっと何かが弾けるとともに目がチカチカとして今日1番の快感があたしを襲った。 そしてそれに耐えきれず、あたしはそのまま眠るように意識を失った。
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