七不思議？都市伝説？

音楽室の恐怖

ガチャッ
「こんばんわ〜誰かいますか〜」
ｼｰﾝ
何も音がしない
ﾌｧｿ
「え、ピアノの音」
「幽霊がいるわベートベンと他の作曲家たちが流してるのよ」
ﾌｧｿﾗシドドレミファシドレミファ
「うわ！っやばいぞこれ」
「いやーキャー」
「大丈夫だ琴音」

ギシギシギシ
「肖像画が動いた〜あーいやー」
「やばいよ」
逃げよう

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

「はぁはぁ」
「楽器と肖像画が動いたよね」
「確実に動いた」
「こわすぎでしょー」
「でもあとは３つだね」
「もういや！」
「亜由も一翔もいないどうするの」
「この学校自体が呪われているわ」
「この街の霊を全員成仏させないと亜由たちも帰ってこないと思うわ」
「じゃあわざわざ幽霊に会いに行けっていうの」
「そうするしか方法がない」
「じゃあ次は、美術室にいきましょう」

ﾄｺﾄｺﾄｺ
ガチャ

「ついたね、じゃあモナリザの絵を見つけましょう」
「あった」
「じゃあモナリザのめをじっと見つめて」

その瞬間モナリザの絵が変わった。

「え.....悪魔になった」
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」
「悪魔よあの世にもどれ！」

ギャーガゥシャーアア！
ｼｭｯ

「消えた」
「はぁ〜」
「怖かった〜」

「二宮金次郎を見つけよう」
　ﾀｯﾀｯﾀｯｯﾀ

「そこよ！」
「追いかけて！」

僕は図書室を探しているんだどこにあるか知らない？

「しゃ...喋った！ー」

教えてくれない？

「そこの突き当りを左に曲がったところよ」

ありがとう

シュッ

「二宮金次郎は、図書室にいけば成仏するって聞いたことがあったの」
「本当だったのね」

「次は階段ね」
「で...でもこの学校四階までしかないよね」
「そして階段は11段ずつしかない」
「一段多いことに気づかずに登るとそこは異世界...あの世へ繋がる階段に代わる」
「慎重に登りましょう」

「一二三四五......」
「九十十一十二」

「上がらないで！」
「危なかった〜」
「でもこれで学校の不思議全部解けたね」

「もう帰ろう」
「でも亜由たちは？」
「さっきも言ったようにこの街の霊を全員成仏させていくしか方法がないの」
「少しずつやっていこう」
「帰ろう」