迫りくる悪

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迫りくる悪

私は、家に帰った。 時計は、12時を過ぎていた 「怖すぎて寝る気になれないよ」 チクタクチクタク ピリリリピリリリ 「朝か....」 私は結局眠れなかった 「琴音支度終わったら降りてきてね」 「はーい」 「はい、朝ごはん」 「うん...」 「ごちそうさまでした」 「すごい残してるじゃない」 「あまりお腹がすいてないんだよね」 「そう?」 「行ってきます」 「はい、行ってらしゃい」 バンッ 「おはよう、琴音」 「蓮おはよう」 「おやよう、琴音ちゃん蓮くん」 「琉奈ちゃんおはよう」 「みんなおはよう」 「おはよう霊君」 「どうする?亜由と一翔のこと」 「一刻も早く助けなきゃね」 「放課後みんなオカルト部の部室に来てね」 (みんな)(分かった!) 「蓮どうする?このまま亜由と一翔のこと幽霊が564たら」 「大丈夫、なんとかやるから」 放課後 (蓮琴音)(来たよ〜) (霊)(来ました) 「作戦会議するよ」 「まず、この街の幽霊は本とかに書いてる都市伝説全員いる」 「だから、数え切れない数がいる」 「目撃情報をヒントにして成仏させよう」 (霊蓮琴音)(はい!) 「目撃情報がいらない霊から倒していこう」 「メリーさんとかさとるくんとかこっくりさん?」 「そう」 「呼び出せる霊からやっていこう」 「じゃあメリーさんからやる?」 「そうだね」 「対処法があるの」 「それでメリーさんと話すから成仏させる」 「対処法はこれ」 全てのドアの鍵を閉める 電話に出ない。 壁に背中をくっつける。 シュークリームを与える。 後ろに回られても振り向かない。 背後を取られたらメリーさんの背後に回り込む 出入り口以外の場所から逃げる 逆探知を行い確保する 「学校だから全ての鍵を閉めれないから誰かの家でやろう」 「一番狭い家に住んでいる人いる?」 「た....多分僕かも」 「じゃあ霊の家でやろう」 「みんなメリーさんから電話が来たら壁に背中をくっつけて」 「電話が来ることはなかなか難しいからこっちから呼び出そう」 「どうやって?」 「存在しない電話をかけ続けること」 564-2194-4848.......... ぴろろろぴろろろろ カチャッ 「私メリー今学校にいるの」 プープープー 「鍵を全部閉めて」 「背中を壁につけて」 「逃げれる場所はどこ出入り口以外で」 「え...えっと俺の窓だ!狭いし二階だから」 「はしごがあるから行ける」 「私メリー今公園にいるの」 プープープー 「公園からこの家まで何分?」 「20分ぐらい歩きで」 「怖い!こわい!」 「大丈夫なんとかなる」 「私メリー今コンビニにいるの」 プープープー 「ドンドン家に来てる」 「次は家の前だと思うわ」 「私メリー今あなたの家にいるの」 プープープー 「来たわね」 「音がしなくなった」 「私メリー今あなたの後ろにいるの」 「え.....」 「後ろを振り向かないで!いま背中を壁につけてるから後ろにいるはずがない」 「背後に回るわよ」 サッサッサッサッサ 「今あなたの背後にいるわ」 「悪霊退散!」 「ギャシャッダー」 スッ 「いなくなった」 「また明日公園集合ね」 「分かった!」
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