4 物足りない※

6/8
前へ
/82ページ
次へ
僕の足首を掴むなりバッと開張する晴也。 恥ずかしい所が全て丸見えになり「何するつもり...?!」と思わず隠そうと手を伸ばすが、あそこに顔を近付けた彼に呆気なく繋がれてしまい固定される。 「ズボン越しにでも分かる。甘い匂い」 「ふぁっ?!」 顔をうずめてきたかと思いきや、性器を食んでくる。玉袋を転がす様に優しく食まれる度に...なんとも言えない焦ったさが募っていく。段々膨れ上がっていく性器を目にした彼はにこりと微笑む。そのままズボンのチャックを下ろしていく様子を見て、彼の次にする行動が読めてしまった。 「ちょ、ちょっと待って。流石にそんな事迄はしなくていい...!まだお風呂にも入ってないのに...!」 悲痛な叫び声みたいになってしまった自分の願いは──受け入れられなかった。目線だけ此方に向けた晴也は、露わになった僕の性器に手を添えながら「大丈夫」と口を開く。 「祐樹のここ、カウパーがトロトロで可愛い...全部隅々迄舐めてあげる」 そう言ってパクッと口に含んだ後、ゆっくりと上下に口を動かし始める。お風呂に入ってなくて汗とかも掻いているのに....!舌で性器の周辺を舐め回した後、先端を舌先で弄られ、あられもない僕の声が飛び交っていく。 「....愛液が垂れて濡れている」 不意に口を離した彼がそう言ってズボン越しに後ろの穴に指を挿れる。ぐじゅっ...と愛液が溢れる音が聞こえてきて顔が赤くなる。「イ...イかせてくれないの?」と話を逸らそうと思い聞くと、キョトンとした彼がズボンを脱がせながら「なんで?」と問うてくる。下着を脱がされ、あそこが彼の指を誘う様にヒクヒクと反応するのが分かる。 「祐樹はもう、後ろでイけるよね」
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

257人が本棚に入れています
本棚に追加