未来

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私が次に目を覚ました時、名前も 場所も思い出せなくて…思い出そうと しても何故か思い出せなかった。 でも何故か、いつも気がつくと海岸に いる。 まるで体が、誰かと待ち合わせをして いるように。 ある日、少し時間をずらして、 夕方に行った日があった。 自分でも何でかは分からない。 けど、少し待っていたら男の子が やってきた。 初めて会った子なのに、すごい特別で 俗に言うの感覚に 陥った。 私は相手に気づかれないようにまた、 海を見た。 そうすると彼は、「リーちゃん?」と 呼んできた。 私はゆっくり振り返って 今気付いたように声を掛ける。 話していく内に、勝手に口が私が最初に思ったことを言う。 それを聞くと彼は嬉しそうな顔をして私に告白をしてきた。 私はそれが分かっていたように返事を した。 そしたら「幸せにしてくれる」って 言ってくれた。 それが嬉しくてきっと私はこの人と また人生を歩んでいくんだなって 思った。 だけど私はそれをわかって いたように、望んていたように、 やっと待ってた人と出会えたように。 私は幸せ者だな…そう想って 夕日(幸せ)を捕まえるように手を出した。
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