203人が本棚に入れています
本棚に追加
幸せとは Ⅵ
部屋に入るなり遥の服を脱がせ、下着だけにされてしまった。
太陽は服を全部脱いで、遥を抱きしめた。
抱きしめたままキスをして、お尻を触った。
暫くお尻を揉んでいたが、遥をベッドに座らせて、ほぼ紐のショーツを着せたままゆっくり膣に指を入れ、出し入れした。
そのまま遥を寝かせて、挿入した。
いつもより優しくしてくれているのが伝わった。
途中でブラジャーがズレて、乳首が見えてしまった。
太陽は露出した両方の乳首を摘んだ。
(はぁぁあ きもちぃ はぁ あぁ)
遥はイキそうになった。
「もう少し我慢できる?おっぱいがエロ過ぎて、まだ見てたい。」
そう言いながら突いて、揺れる胸を太陽は眺めていた。
(はぁ はるか ぁぁ そんなにしめつけないで はぁぁ きもちぃ あぁ んんー)
喘いでいる太陽を見ながら、遥はイッてしまった。
太陽も直ぐに射精した。
暫く出し入れしながら、
「生はやばい。。これを知っちゃうと毎日したくなる。。ホントごめん。怪我してるのに我慢できないなんて、俺どうかしてる。」
汗を腕で拭きながらそう言った。
遥を抱き起こして服を着させてくれた。
太陽も服を着て、
「帰ったらお風呂入ろう。」
と言って、一時間くらいでホテルを後にした。
帰り道にコンビニに寄ると、
「太陽?すごい車に乗ってるね!」
とショートカットの派手な若い女性が声をかけた。
「あ。。泉、久しぶり。」
太陽は気まずそうに言った。
「何年ぶりだろう?元気にしてた?何度かLINEしたけど、全然返信くれないから。」
「うん、色々忙しくて。」
「そちらの方は?」
「彼女。今度結婚するんだ。」
「えっ?太陽が結婚?ふーん。」
遥のことを見ながら、
「太陽って、こういう人がタイプなんだね。だからわたしじゃ無理だったんだ。お幸せに。」
無表情でそう言って去って行った。
「元カノ?」
遥が聞くと、
「まぁ、彼女って訳じゃないんだけど。高校の時、そういう関係だったっていうか。」
珍しく歯切れが悪かった。
「へぇー。黒歴史だね。」
「ちがっ、違くないけど、違う。」
「そういえば、太陽の過去あまり聞いたことないよね。家のこととかも、つい最近まで全然知らなかったし。彼女じゃない人とエッチしてたんだ?派手な子が好きだったの?」
「嘘はつきたくないから正直に言うよ。遥の言う通りだよ。派手な子が好きな訳じゃなくて、SEXさせてくれるから。嫌いになった?アイツと同じだろ?」
「太一とは絶対違う。嫌いになんかならないよ。ただ、意外かな。わたしの知ってる太陽とは違うから。前にも言ったけど、太陽がわたしのこと全部受け止めてくれるように、わたしだって全部受け止める。結婚するんだから。」
「ありがとう。でも、俺いいヤツじゃないんだよ。ごめんね。」
「少なくとも、わたしが知ってる太陽はいいヤツだよ!」
遥は太陽の手を握った。
そのままコンビニで買い物をして、家に帰った。
最初のコメントを投稿しよう!