幸せとは Ⅵ

1/1
前へ
/114ページ
次へ

幸せとは Ⅵ

部屋に入るなり遥の服を脱がせ、下着だけにされてしまった。 太陽は服を全部脱いで、遥を抱きしめた。 抱きしめたままキスをして、お尻を触った。 暫くお尻を揉んでいたが、遥をベッドに座らせて、ほぼ紐のショーツを着せたままゆっくり膣に指を入れ、出し入れした。 そのまま遥を寝かせて、挿入した。 いつもより優しくしてくれているのが伝わった。 途中でブラジャーがズレて、乳首が見えてしまった。 太陽は露出した両方の乳首を摘んだ。 (はぁぁあ きもちぃ はぁ あぁ) 遥はイキそうになった。 「もう少し我慢できる?おっぱいがエロ過ぎて、まだ見てたい。」 そう言いながら突いて、揺れる胸を太陽は眺めていた。 (はぁ はるか ぁぁ そんなにしめつけないで はぁぁ きもちぃ あぁ んんー) 喘いでいる太陽を見ながら、遥はイッてしまった。 太陽も直ぐに射精した。 暫く出し入れしながら、 「生はやばい。。これを知っちゃうと毎日したくなる。。ホントごめん。怪我してるのに我慢できないなんて、俺どうかしてる。」 汗を腕で拭きながらそう言った。 遥を抱き起こして服を着させてくれた。 太陽も服を着て、 「帰ったらお風呂入ろう。」 と言って、一時間くらいでホテルを後にした。 帰り道にコンビニに寄ると、 「太陽?すごい車に乗ってるね!」 とショートカットの派手な若い女性が声をかけた。 「あ。。泉、久しぶり。」 太陽は気まずそうに言った。 「何年ぶりだろう?元気にしてた?何度かLINEしたけど、全然返信くれないから。」 「うん、色々忙しくて。」 「そちらの方は?」 「彼女。今度結婚するんだ。」 「えっ?太陽が結婚?ふーん。」 遥のことを見ながら、 「太陽って、こういう人がタイプなんだね。だからわたしじゃ無理だったんだ。お幸せに。」 無表情でそう言って去って行った。 「元カノ?」 遥が聞くと、 「まぁ、彼女って訳じゃないんだけど。高校の時、そういう関係だったっていうか。」 珍しく歯切れが悪かった。 「へぇー。黒歴史だね。」 「ちがっ、違くないけど、違う。」 「そういえば、太陽の過去あまり聞いたことないよね。家のこととかも、つい最近まで全然知らなかったし。彼女じゃない人とエッチしてたんだ?派手な子が好きだったの?」 「嘘はつきたくないから正直に言うよ。遥の言う通りだよ。派手な子が好きな訳じゃなくて、SEXさせてくれるから。嫌いになった?アイツと同じだろ?」 「太一とは絶対違う。嫌いになんかならないよ。ただ、意外かな。わたしの知ってる太陽とは違うから。前にも言ったけど、太陽がわたしのこと全部受け止めてくれるように、わたしだって全部受け止める。結婚するんだから。」 「ありがとう。でも、俺いいヤツじゃないんだよ。ごめんね。」 「少なくとも、わたしが知ってる太陽はいいヤツだよ!」 遥は太陽の手を握った。 そのままコンビニで買い物をして、家に帰った。
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

203人が本棚に入れています
本棚に追加