交際 初体験 III

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交際 初体験 III

23才で、二度目のSEXの失敗。 一度目と相手は違うけど、遥は女としての自信を失いかけていた。 処女であることをちゃんと太一に伝えておけばよかった。 そんな後悔の気持ちばかりが頭を駆け巡り、翌日憂鬱な気持ちで仕事に向かった。 「おはよう!」 翌日、太一は笑顔で話しかけてきた。 いつもと変わらない態度に安堵した。 「今日、仕事の後少し話せる?」 「勿論。」 遥も笑顔で答えたが、どんな話をされるのか気が気でなかった。 その日の仕事は全く身が入らず、何度かミスをした。 そのミスですら、太一はまたフォローしてくれてどこまでも優しかった。 気まずくならなくて取り敢えずよかった。 遥は胸を撫で下ろした。 夜、近くのカフェで待ち合わせた。 念の為、周りに職場の人がいないか確認しておいた。 「昨日は中途半端になっちゃってごめん。」 遥から切り出した。 「いいよ、全然気にしてない。でも一つ聞いておきたいことがあって。もしかして遥ちゃん初めてかな?と思ったんだよね。もし間違ってたらホントごめん。」 「。。。」 「もしそうなら、俺としては嬉しいし本当のことを教えて欲しい。」 「そうだよね、すぐにバレちゃうよね。何で嘘ついちゃったんだろ。初めてだって言って引かれるのが嫌だった。」 「引くわけないよ。遥ちゃんのこと好きになったの俺だよ。」 「そう言ってもらえて嬉しい。実は前に色々あって、なかなか自分から言い出せなかった。」 「色々っていうのは気になるけど、もし嫌じゃなければこれからリベンジということでホテルに行かない?昨日は俺も焦り過ぎて独りよがりだったかなと反省してたんだよ。ごめんな。」 遥は太一の気持ちが嬉しくて、二つ返事でOKした。 そして。 今度は無事に成功した。 太一は昨日とは別人のような前戯をしてくれた。 ちゃんと遥の反応を確かめながら、時間をかけてくれたのだ。 未だ気持ち良さはよく分からなかったが、ちゃんと濡れている感覚が分かり、太一も時間をかけてゆっくり入れてくれた。 遥は痛みを我慢することになったが、ちゃんと太一を受け入れられたことにこの上なく喜びを感じた。
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