プロローグ

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照明の明るさを豆電球の暗さまで落とすと、蓮乃は照明のリモコンを元の位置に置き、戻す。 寝る準備を手早く全て済ませ、蓮乃は上げていた手を掛布団の中に潜り込まらせ、戻した。 寝る準備が全て整い、蓮乃はご機嫌な表情から再び満足そうな表情へと変わっていく。 満足そうな表情を浮かべながらも、蓮乃は眠るために目を瞑った。 目を瞑ると、蓮乃の頭の中に先程の恋愛イベントのシーンが浮かんでくる。 先程の恋愛イベントのシーンが頭の中に浮かんでくると、それをきっかけにするように次々に蓮乃の頭の中で良い思い出となったイベントのシーンが浮かんできた。 思い出しながら、蓮乃は (ああ…、あんなことがあったな…。 こんなこともあったな…) と満足そうに思う。 まるで走馬灯のようだ。
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