プロローグ

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ストーリー性を重視しつつも、ゲームの難易度なども蓮乃にはちょうど良い塩梅になっている。 システム的にも問題なし。 ゲームのボリュームも短過ぎず長過ぎず、蓮乃的にはちょうど良かった。 もちろん長所だけではなく、このゲームにも欠点がある。 欠点も確かにあるが、それらが霞むくらい、もしくはそれら全てひっくるめるくらい、蓮乃はこのゲームが大好きなのだった。 蓮乃は男の子たちの中の一人と無事恋愛エンディングを迎え、うっとりとした表情のまま、エンドロールを見つめたままである。 エンドロールを見つめたままだったが、ふと物思いに耽るような表情になった。 蓮乃は何かの場面を思い出したのか、そんな表情になっている。
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