BL団地妻シリーズ〜in the beach 〜渚で弾ける官能飛沫〜

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いや、だめと言いながらも里都の肉体は永瀬に屈し、彼から与えられる快楽に飲み込まれていく。 こんなはずじゃなかった… 今日は飛鳥彦の良き妻として来たはずなのに、夫ではない男に抱かれよがりまくる自分はなんてはしたないのだろうと思う。 こんな自分を飛鳥彦が知ったらどう思うだろうか。 穢らわしい、裏切りだと罵られるのは当然だろう。 飛鳥彦の包み込むような優しい微笑みが里都の脳裏に浮かぶ。 しかし、その姿もすぐにかき消されてしまった。 永瀬が唐突に体位を変えてきたからだ。 里都の身体をひねり、片足を抱えるとその間に交差するように身体を潜り込ませ再び腰を突いてくる。 「や、あっ…ぁんんっ」 角度が変わったことにより刺激される場所がずれて、新たな快楽が里都の肉洞を熱くした。 と、いつのまにか海パンは膝辺りまで下ろされ、濡れた陰茎や尻が丸出しになっていることに気づく。 さっきまで隠していたはずなのにどうして…!! 里都は慌てて前を隠そうとした。 しかし、永瀬がその手を掴み阻止してくる。 「だめですよ隠したら」 意地悪く囁きながらニッと笑う永瀬。 その悪魔のような永瀬を前に、里都の肌は粟立ち内壁はひっきりなしに収縮する。 「で、でも見られたら…」 里都はわなわなと震えながら頭上を気にした。 もし別荘から見えていたらと思うと気が気ではない。 「大丈夫ですよ、ほら、こういうストレッチあるでしょう?それしてるようにしか見えませんから。それに、望月さんもそろそろ限界でしょう?」 「は…はぁあ…っぅッ!!」 何度かガツガツと突き上げられ、里都の抵抗など瞬く間に丸め込まれてしまう。 快楽に蕩けていると、不意に永瀬が里都の陰茎を握り込んできた。 「もうびっしょりじゃないですか。水にも入ってないのにやらしいなぁ」 卑猥な言葉とともに根元から先端までを擦られて、背筋をぞくぞくとしたものが這い上がっていく。 ビクン、と腰が跳ねてそれと同時に鈴口から蜜が噴き上がった。
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