BL団地妻シリーズ〜in the beach 〜渚で弾ける官能飛沫〜

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永瀬は里都の尖りきった乳首を舐めたり転がしたり、時々歯を立てたりしながら里都の理性を完全に奪ってしまった。 後孔を抉る手淫も相まって、里都の声はますます淫らに高く甘くなっていく。 そして、屋外という場所と夫が近くにいるという背徳感が更に里都の肉体を高ぶらせていた。 「コーチ…ぃっ…も、もうイきそうっ、あ、ああ…あんっっ!!」 里都が訴えると、永瀬は一度唇を離す。 次いで後孔からも指を引き抜いた。 もう少しでイきそうだった里都の肉体はいきなり快楽を取り上げられて不満げに疼く。 物欲しげに永瀬の方を見ると、彼はニッと口元に笑みを浮かべた。 里都はそんな顔をした時の永瀬がひどく意地悪くなることを知っている。 初めて彼とセックスをした日は、他のスタッフの前で隠れて身体を弄られたし、いつだったか耐水性のあるバイブを挿入されたままトレーニングをさせられたこともあった。 しかし里都はそんな永瀬の危うさが嫌いではない。 むしろ興奮してしまうし、もっとして欲しいと思ってもいる。 例えば地上200メートルの高さからバンジージャンプをして死ぬほどの恐怖を味わったにもかかわらず、そのスリルがクセになりもう一度やってみたくなるような、そんな感覚だ。 里都はビーチマットの上で期待に胸を膨らませた。 ジリジリと照りつける夏の日差しのせいで傘の内側はまるでサウナ状態だ。 噴き出した汗がこめかみからスーッと落ちていく。 すると永瀬が徐ろに自分の海パンをズッ、と下げた。 すでに硬くなった永瀬の若肉棒は雄々しく反り返り、ぎゅんと天を向いている。 先端から滲み出た露がぬらぬらと光るのを見て、里都の喉がごくりと鳴った。 ついでに後孔もヒクンと震える。 「望月さん、うつ伏せになりましょうか。膝も伸ばしましょう。あ、日焼け止め借りますね」 里都は彼の言う通りビーチマットの上に腹をつけうつ伏せになった。 日焼け止めをローションの代わりにするつもりなのだろうか。 自分の身体とビーチマットに挟まれた陰茎からまたトロリと蜜が垂れる感覚がする。 乳白色の日焼け止めクリームが永瀬の陰茎を纏う様子を思い浮かべてしまい、軽くイッてしまったせいだ。 いくら濡れても構わないとはいえ、里都の海パンの中はとんでもない事になっていた。
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