BL団地妻シリーズ〜in the beach 〜渚で弾ける官能飛沫〜

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はっ、はっ、と里都の口から短い息が漏れる。 もうすぐ永瀬のものに身体を貫かれるのかと思うと、期待せずにはいられない。 うつ伏せになった里都の尻が強請るように自然と持ち上がっていく。 そんなはしたない尻を押し戻すようにしながらも、永瀬は里都の海パンを腿まで下げるとその臀部を左右に開いた。 奥まった窄まりが明るい陽の下に曝されて、砂に埋まりたくなるような恥ずかしさに襲われる。 しかし、そんな恥じらいを他所に里都の後孔は男を誘うようにヒクヒクと震えていた。 「望月さん、覚悟してくださいね。今からあなたの事めちゃくちゃに犯しますから」 永瀬はそう言うと、里都の窄まりに自分の昂りを押し当ててきた。 扇情的な言葉と灼熱の塊に脳が蕩け、里都の身も心も完全に雌と化す。 指で解された襞を容赦なく掻き分けて、永瀬のものがズプリと挿しこまれた。 「ふぅっ…あ、ああぁぁっ!!!」 凄まじい圧迫感と待ち望んだ刺激に襲われて、里都はビーチマットの上で善がり泣いた。 相変わらず永瀬の雄茎は太く立派で、里都の内側をすぐにいっぱいにする。 しかもこの完全なうつ伏せ状態での挿入は、里都の最奥を抉る体位だ。 ズン、ズンと突かれるたびに内蔵を動かされるような感覚がして里都は声を殺すことも忘れて泣き喚いた。 「ああっ…あっ、あぁっ、さいしょ…んっ…から、そんなっ…あぁん、お、奥ぅっっ」 容赦のない攻めに里都はビーチマットに頬をつけていやいやと頭を振る。 最初からこんな息を吐く隙もない強烈な快楽を与えられたらおかしくなってしまう。 しかし、永瀬は完全に里都の身体の上に乗っているため逃げることは叶わない。 唯一自由な裸足の足の指が開いたり閉じたりして、切羽詰まっている里都の肉体の状況を訴えいた。 「望月さん…ほら、ここ、こうやって突くとたまんないでしょ?」 永瀬が巧みに腰を使い里都の内側の奥をぐっと押し上げてきた。 そこは里都が最も我慢ならない場所で、弱点でもある。 逞しい亀頭の先端が里都の薄い膜を突き破ろうとぐりぐりと動く。 「や、っ…ひあああっ…いやっ…そこっ…そこはだめぇぇっッ!!!」 里都はついに泣き出した。 逃げることもできず強烈な快楽を与えられて頭がおかしくなりそうだ。 パラソル内に籠もった熱のせいも相まって、汗が大量に吹き出してくる。
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