意識の次元

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意識の次元

c237be59-e561-4fbe-b9c5-9fc13f548a24 「意識の次元の高さ」。 それは「共鳴受信可能な波動の種類の多さ」に比例する。 AMしか聴けないラジオ FMしか聴けないラジオ それらよりはAMもFMも聴けるラジオの方が次元が高い。 テレビ電波も受信できるラジオとなると更に次元が高くなる。 「意識次元の高さ」もそれと似たようなものだと思って良い。 様々な種類の変調波動に対して共鳴・読み出し可能で 尚且つそれを自覚・任意制御できる事が 「意識次元が高い、という事に該当する」 のである。 「幽霊が見える=霊感がある」 という認識はかなり実質の事実とは異なる。 「幽霊が見える=視覚が乗っ取られていて見せられている」 ので実際には 「幽霊が見える=狂わされている状態」 なのである。 あと、AMしか聞けないラジオのような低次元な状態でも、AMラジオにチャンネルが複数あるように 「アクセスできる波動自体は複数ある」 ので、それを根拠に 「私は意識次元が高い」 などと勘違いする者も出てくる。 「意識」という「各個体の独自主観」に関しては、どんなに識字率が上がっても人々は正しい知識を識別できない。 多くの人が自己を俯瞰・掌握する事が出来ずにいるし、それが出来ているか出来ていないかの客観的識別ですらままならないからだ。 理屈として、こういった理論を説明する事自体は難しくないが… こうした理屈を読んだ側にそれを理解させる事は難しい。 「実感的に理解する」 という実用前提面では情けないくらいに一般人の理解力は低い。 しかも社会的には 「意識次元の高さ」 は全く異なる位置付けに置かれている事が多い。 支配者層における「意識次元の高さ」は「恐怖支配主義(テロリズム)における支配分布の広さ」を指すものと錯覚されている。 被支配者層における「意識次元の高さ」は「自虐・利他主義による自滅」を自己犠牲的他者救済のように錯覚させられている。 どちらも 「既存の支配者達を正当化・肯定する錯誤」 だと言える。 被支配者層の中には支配者層に忖度するために積極的に 「支配者層を正当化・美化・神秘化する錯誤」 を事実であるかのように錯覚して狂う者も出てくる。 有色人種が 「白色人種を美しいと感じる感性」 なども 「支配者層を正当化・美化・神秘化する錯誤」 の一種だ。 なので有色人種が白人文化や白人文化をベースに持つ学識を習得するには 「詐欺師に騙されないために詐欺師の手口を学ぶのだ」 というモチベーションを持って臨まなければならない。 装飾過多の自慢や見せびらかしを鑑賞している時には 人は潜在的に 「自虐・利他主義へと誘導されている」 ものである。 羨ましいと思ったり 崇拝したりすると 「より多く愛した方が負け」 とでも言うかのように次々災難が降りかかる事になる。 「罪深い者に心を許すと、その罪に纏わる罰が身代わりのように降りかかる」 という作用を自覚しなければならない。 自虐・利他主義へと向かわせられる誘導をレジストしなければならない。 その上で学び、習得し、詐欺師以上に詐術に精通しなければならない。 ーーのだが 有色人種が本気で 「白人文化は素晴らしい、白人は知的だ、それに引き換え自分達有色人種は劣っている」 などと思いこむ事もある。 そこでは 「メサイア症候群的な自虐・利他主義の狂気」 が生み出される。 「魔術・呪術の本質は欺き」 である。 「自分が引き寄せた悪運・凶運を憎い他人へなすりつける」 「他人が引き寄せた善運・幸運を心理戦・精神戦で掠め取る」 不利をなすりつけ 有利を掠め取る そんな欺きが魔術。 愛する値打ちのない罪深い者を愛すると身代わりのように災難が降りかかるし… 切り捨ててはならない者を切り捨てるとそれまで身代わりになっていた壁が消えてこれまた災難が降りかかる…。 上面の心が唆かす愛や嫌悪で関わるか切り捨てるかを決定すると、魂の直感とは真逆の方向へ向かう事があるという事だ。 上面の外観やイメージを見て、その見せかけから生じる感情に従うのではなく 「『存在性の作用』に着目し、どう関わるかを決める」 事が、平穏な意識状態で日々を過ごすコツである。 識別力。 それこそが人間の魂を守る有効な防具となる。
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