物語の先の苦悩

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私、数年前にとある作品のコメント欄で嫌なコメントを見ちゃったんですよ。。。 これは自分の作品ではなくて、他の方の作品で私は楽しんで読んでました。その頃はもう書き手になってたので、感想欄を見に行く癖がついてまして……そこで辛辣なことが。 もうコメントの内容はあまり覚えてないけど。 物語の中で、たしか受けが人を刺した相手を許したんですよね。幸い刺された人は死んでなくてね。ストーリーのメイン話というより、流れの一つだったのですが。 そこで一人の読者さんが、というかもうこれ毒者で良くない!? 「被害者側が許すのはあり得ない、あなた刺されたことあるんですか?」みたいなコメント。←もうよく覚えてない。とにかくこんな感じで怒ってるコメント。 「私は〇〇通り魔事件で知人を亡くしました。そんな人を擁護するようなことと同じです~」「作者様の緩い世界では~うんちくかんちく~」のような内容で、超怒った長文書いてる人がいて。 流石に私もビビりました。 ひえぇぇぇ、でもこれ物語だし。これを作者さんの本物の世界とリンクさせるなよーって思いましたね。しかも人様の環境を、見たこともないのに「緩い世界」って言いきってる人、やばくない? 物語も決して緩い世界ではないし、というか物語の世界観と、作者の生きてる世界観を同じで見ちゃだめよ。 そもそもそんなトラウマあるなら、小説読まないことをお勧めしますね。物語なんだから、どこでどういう事件があるかわからない。そんな人は、幸せな世界観の童話しか読まないで欲しい。 殺人もの書く作家さんが、みんな殺人願望あるとでも思ってるのかしら。私の尊敬する東野圭吾さまはいったい何人の方を……んなわけあるかーーい! その後その作者さんがへこんでしまって、しばらく更新止めてた気がします。 そりゃへこむわ。人間ですから。 そして私もへこみました。作家さんが書かなくなったら読めなくなっちゃっうもん(涙) 無料で物語を提供してもらっておいて、作者の人格否定するようなことまで書いてきたのはびびりました。そういう人は文句言わずに、ただ読むのを止めればいいだけなのになぁ、と書き手として思ったことがあります。というか読み手でもそう思いますよね。その時は、かなり他の読み手さんから擁護されてましたし。 きっとああいう輩がヤフコメとかで誹謗中傷するのかなぁ?よくわからん。 私の話に戻りますが… 作者さんに興味を持ち始めたのは書き手になって、そういうことを書かれた方の気持ちがわかるし、やはり酷いコメントは心が傷つくんですよね。私は結構コメント欄では辛い経験をしたので。(とはいえ上記の作者さんほどではない)皆さんどう対応してるんだろう、って思ったこと。 それからXをはじめたことですかね? ちなみに、その非道なコメント書かれた作者様はいくつか物語完結したあとは、もう新しい物語をアップしなくなっちゃいました。やはり、筆を…。 要するに、ことばは難しいです。 物語だけを書いてコメントに一切反応しない作者さまを見ると、こうやったほうが精神的に楽だよな~と思ったりしたときもありました。 私、返信欄でも結構やらかしたことあるんですよね。 ひとつは(←いくつあるんだーーーいw) 『上位種アルファと高値のオメガ』…これは『ローズゼラニウムの箱庭で』攻め桜の両親のお話です。 ローゼラを見てくれていた方が『上位種~』のコメント欄に、「この親にしてこの子あり、桜は二人の悪いところが遺伝したんですね」というコメントがきたんです。 確かに親たちの執着愛も相当なので、今読めば決して読者さんの悪意ではなかったのですが、私の心が狭くてちょっと失礼な返ししてしまったんです。 まだ何も悪さをしてない幼稚園児桜に対して、悪いところが遺伝って言われたのが悔しくて。清いショタ桜(いや、でも、高校生になったら凄いことするんですけどねw)に対してそんなコメントを嫌味のように書くなんて!っと、熱くなってしまい、「そうですね!!」みたいな感じで、なんて書いたかはもう覚えてないけど、嫌な感情の返信コメントを書いてしまいました。 皆さんが見る場所で、感情爆して、やっちまったと随分後に反省して(すぐしろよ~w)返信コメントを消して書き直したんですよねw でもあれって、返信しましたの通知行きますよね? むしろ時間差でその読者さんを嫌な気分にさせてしまったかなぁと反省です。 自分の作品はかなり感情移入して書いてるので、コメントの言葉にも私の感情入った目で見てしまうんですよね。 「物語は人の手に渡ったら、もう作者のものではなく、読んだ人が判断するもの」 人からそう言われて、救われたことがあります。だから以後そう思うように心がけてますが、やはりまだまだ、あたいは修行が足りんのです。 こういう文章書くと、こいつ…という人格が垣間見えてしまう恐れがあるので、純粋に物語を楽しむには、本来は私の意見や人柄は関係ないんですよね。 でもでも!読んでくれる方に感謝を伝えたいし、書き手の気持ちを少し知ってもらってもいいかなと思って、riikoはエッセイでこんなに語ってしまいました~ あと、riikoはおっちょこちょいで、よくやらかすんです。やらかしストーリーはあまり公にできないので、いつかスター特典でアップいたす!  今日も長い! では! 2024.10.17
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